追加彫りとは

墓石や墓誌に、追加で言葉や戒名・法名などを彫刻 墓石に、あとから亡くなった方のお戒名(法名)などを彫ることを「追加彫り」と言います。
建立時に掘り入れた後は、側面や表面に追加していきます。 亡くなられた方で、まだお墓に彫っていない方がおられましたら、追加彫りをご用命ください。

追加彫りのご準備

ご準備頂くもの

  • お戒名、法名(旧字、俗字にご注意ください)
  • 没年月日
  • 俗名
  • 行年(お墓に彫るのは通常数え年です)

文字入れ

墓石 軸石(竿石) 側面や裏面に追加していきます。墓石を取り外し持ち帰って文字を彫りいれる場合には、お性根抜きが必要です。
据付後、お性根入れ(納骨式)が必要です。現場で彫る場合はお性根抜きをしない場合がほとんどです。
霊標 追加彫りをする際には、現地彫り・持ち帰りともに、一般的にはお性根抜きは行いません。
生前彫り 一般的に赤文字で表記します。建立にかかわった方々が、家族連名で表記したりします。

お墓も歳月を経るにつれて、多くの方が眠る場となっていきます。そして、新たに亡くなった方が埋葬されると、墓誌などに新たな記述が追加されることがあります。
故人が戒名(法名)を受け、極楽浄土へ旅立ったことを後の世に伝えるため、墓石に名前(戒名・俗名)を刻むことが行われ、その結果として記録が残されます。名前を刻むことは、供養の一環となります。